1980年に設立されたメディ.ケアの新卒1期生として私は入社しました。当時は福祉用具を専門に販売するお店は他に例がなかったと思います。福祉の大学に通い、北欧にそうした店舗があると知っていた私は、これからの日本も福祉用具が必要不可欠な時代になると感じて、メディ.ケアの門を叩きました。その後はというと、利用者さまのために福祉用具を選び、ドリル片手に取り付け施工する営業職の仕事をずっと続けてきました。40歳で社長に就任してからも、馴染みの利用者さまからのご指名があれば、スーツシャツの袖をまくり上げて自らの手で施工してしまうほど、今でも利用者さまの現場で体を動かすのが好きなのです。

なぜそれほどに好きかと言うと、たくさんの利用者さまに喜んでいただけるからだと思います。仕事柄、私たちに依頼するほぼすべての利用者さまが、お風呂で立ち上がれない、家の中を若い頃のように歩けないなどの不安や悩みを抱えておられます。

私たちとしては仕事として当然のことをしたまででも、「あんたが来てくれて助かったわ」と心からの感謝の気持ちを伝えてくださる。そうした言葉をいただいて嬉しくならないはずがありません。誠心誠意の気持ちで応えたいという感情が湧いてくる、そんな仕事です。そして、利用者さまのお身体の状態は一人ひとり違い、ご自宅の環境や間取りさえ、一つとして同じ条件はありません。そうした問題にも逃げずに考え、頭ではない、心から生まれる知恵で応えようとする方と共に仕事がしたいと思います。

代表取締役社長佐橋 道広

障害のある方や介護が必要な方にむけて、介護・福祉用具の販売・レンタルの提案、また在宅介護用リフォームの企画・設計・施工管理を担当します。ケアプランを作成するケアマネジャーさん(介護支援専門員)から、利用者さまのニーズを聞き取り、適切な福祉用具やリフォームの提案を行います。例えば、ケアマネジャーさんから「介護ベッドが必要な利用者さまがいるの」と相談があれば、その利用者さまのお身体や症状、介助者の状況、寝室の状態などを細かくヒアリングして数ある介護ベッドの中から利用者さまに最適な製品を提案します。また、お部屋を内見して「部屋が狭いから動きにくいのよ~」という声があれば、「もう少しコンパクトなサイズもありますよ」「あのタンスを動かすと歩きやすいので僕たちでやりますね」など、ちょっとした気遣いが利用者さまの日常生活をグッと快適にする仕事です。

実は目標意識が高い

介護業界特有ののんびりした企業イメージを持たれがちですが、実は意外と目標意識の高い会社です。スタッフは情に厚い優しい人ばかりですよ。でも、優しさが無償のボランティアになっては会社が続きませんので、心にメリハリをつけ目標意識を持って働いています。

命の重みを感じる仕事

高齢者や障がい者の方と向き合う仕事柄、親しくなった利用者さまがやがて亡くなってしまうことも少なくありません。自分の考えた提案が何の介助にもならず、ふがいなく思う時もあります。命の重みを感じるからこそ、誠心誠意、常に良い仕事をしようという気持ちが湧いてきます。

利用者さまの感謝が嬉しい

私たちの仕事は「ありがとう」の言葉をいただきやすい仕事です。手すり1本の取り付けにも、「家事が楽になったわ」「廊下で転ぶ心配がなくなった」と自分の仕事を喜んでいただけるシーンが数多くあります。そうした感謝の言葉にまた感謝し、自分自身のやりがいに繋がっていると話す社員は数多くいます。

日曜大工に強くなる

営業活動の傍ら、手書きで設計をしたり、手すりやトイレのウォシュレットの取り付けまで自分で出来てしまうようになる仕事です。工事業者の職人さんと関わり合う機会も多くあります。そのため、学生時代はさっぱりだったのに、今では自宅の日曜大工が趣味になっていると話す社員もいるとか。

上司も失敗を隠さない

社長をはじめ、感情に任せて怒鳴る上司がいない職場です。ミスをした時は「勉強になったな」と言って、どうすれば同じミスをしないかを考えさせてくれる会社です。過去の失敗を隠さない上司ばかりのため、飲み会で語ってくれる失敗談がとても勉強になったりします。

チームワークが良い

メディ.ケアではスタッフ同士で協力しながら、商品の注文・手配・配送までの流れをスピーディに対応しています。事実、オフィスには出先から商品手配をお願いする営業スタッフからの電話がひっきりなし。当社のチームワークの高さを感じるワンシーンです。

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